寒天ゼリーを間食で取り入れた場合肥満防止になりますか

寒天ゼリーを間食で取り入れた場合肥満防止になりますか

ぷるぷるのゼリーと、サクッとした歯ごたえの寒天。食感が少し違いますが、なんだか似ていますよね?寒天とゼラチンは一体何が違うのでしょう。

低カロリーで有名な寒天は、実は腹持ちがいいんです。 寒天は乾燥した粉末タイプや細いスティックタイプがあるので、手軽に料理に使えますし、寒天ゼリーとしてそのまま食べることもできます。

心配なのは、ビタミン、ミネラルの不足。それならスープやゼリー寄せのような具材を沢山使うメニューに使用するのがいいでしょう。寒天というと、ついデザートの材料と思いがちですが、甘味にたよらないおかずに使用することで、寒天自体に期待できないビタミンやミネラルも一緒に摂ることができますよ。

ところてんの原料の天草(てんぐさ、トコロテングサ、ココロテングサとも言われます。この辺がところてんを漢字で書くと「心太」の元になっています。)は紅藻類テングサ科の海藻で、、
黒潮の影響をうける海岸付近に多く育ち、
特に伊豆半島あたりが産地として有名です。

このテングサを水で煮て、その煮汁を固めた物がところてんです。

このところてんを凍結乾燥した物が「寒天」です。

ですから原料は一緒で状態の違いと言うことになります。

まず、結論からお伝えすると、寒天は犬に食べさせても、大丈夫な食材です。

犬用に手作りダイエット食を作るのであれば寒天の他にもオススメの食材があります。犬のダイエット食で大切なのはズバリ「低カロリー・高たんぱく質」です。ダイエットをするため、低カロリーであることは大前提として、たんぱく質は犬の筋肉や体の組織を維持するために重要な栄養素です。

質問1:製造後どれぐらいの期間まで食べることが可能でしょうか?

せいぜい冷蔵保存で3~4日程度ではないでしょうか。ご家庭の冷蔵庫内の菌の種類や量、製造過程が千差万別ですので一概に何日といいうことは難しいです。ただし寒天を使ったゼリーというのは、微生物の増殖のための培地と同じといっていいものですので、とても菌が増えやすいものと考えておいたほうがいいです。

質問2:市販のゼリーは製造後1ヶ月・2~3ヶ月・5~6ヶ月まで消費期限のものがあり、何でここまで消費期限の幅が大きいのでしょうか?コーヒーゼリーは比較的短かった覚えがあります。

工場で作られる食品の期限は、製品を元にした実験結果に一定の安全率をかけて決められます。実験結果を大きく左右するのはその製品の性質と工場の衛生管理で、たとえば包装後に過熱するものであれば期限は長く、そうでないものは短くなりますし、糖分の高いものは長く、少ないものは短くなる傾向があるなど、実に様々な条件で違ってきます。
なお、消費期限は概ね5日程度で食べられなくなるもの、賞味期限は概ね5日以上で、期限を超えるとおいしく食べられないと言う意味で、いずれも製造メーカーが自社製品個々に設定するものです。

では、どれくらいの量を食べればいいのでしょうか?寒天の摂取量の基本的な考え方は、摂取エネルギー量1000kcalに対し10gが目安です。例えば、1日1800kcalのエネルギー量を食事から摂る人は、18gの食物繊維が適量。日本人の平均的な摂取量が12g程度と言われているので、あと6g位を寒天で摂れば理想的といえます。
摂るタイミングは、寒天が胃の中に入って水分を吸収し、満腹感を得るまでの間隔を考えて、食事の10分くらい前に摂取すると食べ過ぎ防止につながります。また、間食の代わりにとると余分なカロリーを摂らずにすみます。

犬に寒天はとても良いとは言っても、寒天に含まれる食物繊維はあまりにもとりすぎてしまうと、下痢などにつながる原因となります。

寒天そのもののカロリーはほぼゼロですが、味のない寒天を食べることはなかなかできません。