400日以上ランを1日も休まず続ける根性があるのに腹筋は2週間持ったことがない人っ
具体的に、どんなことをやっているかと申しますと、大きく分けてサッカーでは7つのプログラムがあります。幼稚園児から高齢者まで参加できるプログラムがあります。スーパーシニア広場は、60歳以上の方々が、毎週木曜日の1時から3時ぐらいまでサッカーをおこなっています。最高齢は80歳前後の方がいらっしゃいます。このプログラムが、一番出席率が高いようです。1時~3時頃という時間は誰も使わないということで、うちのシニアのコーチが、「よし、60歳以上を集めてみよう」といったら、40人ぐらい集まりました。真夏(7月、8月)は、幼稚園児はお休みにしており、シニアの皆さんにも「休んでください」といっても、毎週のリズムでやっているので、いやだとおっしゃいます。「おれたちは、ここで死ねたら本望だ」と。私たちは、「死なれてしまうとクラブが潰れてしまうので、絶対に無理をしないでください」と言いながら、水分摂取の勉強などをお願いして、毎回AEDも持ち込みながら(笑)、真夏も活動していただいています。
パワーという言葉がありますが、こうして動きながら力を出すことをパワーというのです。力とスピードのかけ算です。年を取ってくるとスピードも落ちますから、パワーにすると、急激に、半分ぐらい落ちるのです。日常生活の中で非常に重要なのは、歩く動作です。VTRの2人を比べてみてください。2人とも同じ年令、70歳です。「できるだけ速く歩いてください」と言っています。非常に大きな個人差があります。年を取ってくると、パワーが落ちていくのです。パワーの単位はワット(W)といいます。ワットというのはご存じですか。光の単位です。電球のワットと同じです。若いときには400W、100Wの電球を4個点けられるのです。ところが70歳になると、100W、1個です。4個電球を点けられるのが1個しか点けられなくなる。4分の1です。なぜそうなるのでしょうか。歩いたり、走ったりすることを考えてみますと、1歩、1歩があります。1つは、ピッチということです。ピッチというのは1秒間に何歩歩くか。これは1秒間にだいたい4歩ぐらいです。この数は、若いときも年を取っても変わらない。子どもも同じぐらいです。そんなに変わりません。何が違うかというと、ストライドです。ストライドというのは1歩の歩幅です。若いときはしっかりと歩ける。それが、年を取ってくると、だんだん、足がすり足になるのです。ホンダのアシモ君、あれはこうです。
横浜市も、タウンページという広告があると思うのですが、このチラシをまきました。無料ということもあったと思うのですが、25名の定員で、10時から募集を開始し、電話を受けて、お昼ぐらいまでに50人ぐらいまでになりました。52名で、そこからはカウントしなかったのですが、これだけの方がいるということは、高津区の中できちっとした運動をしたいということに対して、高齢者の方の意識が高いのではないかと思っています。我々の設立メンバーは、学校のPTAや中学の校長先生、それから体育指導員、民生委員、ライオンズクラブ、ロータリークラブのメンバーなどです。そこで、地元の設立メンバーのネットワークを生かして、会場について、どういうところにセッティングしようかと話をしました。結論的には、だいたい築40年以上経つ「老人いこいの家」です。高齢者の方々が来やすい場所、集会所や老人いこいの家など、身近な生活圏、歩いて5分10分のところでやったらいいのではないかということで、健康・体力づくり事業財団さんのご協力をいただき、最初にやった会場が、下が畳で、これは多分築45年以上経っていると思うのですが、25名の定員でやりました。老人いこいの家や町内会の施設など、高津区にはたくさんありますので、今後はそういうところでの展開を、考えています。指導者は、こちらから派遣するという形です。そこの町内会の方々などにいろいろな方へ依頼をして、会場を開いていただくことを考えています。
とにかく多くの方に知っていただきたいと考えました。本当は、民生委員の方とか、行政に協力を求めて、高齢者の方へご案内をするのが一番確実なのかもしれませんが、今は、いろいろと難しい時代になってきています。私どもにそういった情報をくださいというのも個人情報の観点から大変ですし、私たちがやる事業にいきなり協力してくださいというのも組織的には簡単に対応できないということになります。そこで、周辺の2万世帯に新聞の折り込みチラシを入れることでPRと募集を行いました。駒場体育館というところでやったのですが、その近くの自治会さんに回覧をさせていただくなどして、全部で約40数名の方が集まりました。チラシを見て申し込んでくださった方は、2万世帯に配って、30人ぐらいですので、ものすごく確率が悪いのです。2万世帯に配ろうとすると20万ぐらいかかりますので、非常にもったいない。クラブのことや、こういったことを知っていただく、目にしていただくという一つの手段だとは思いますが、こういう取り組みへのPRの方法がもっと有効になるといいと、今でも感じています。
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