黒は殆どの光の波長を反射しない
黒は若い年代に好まれ、高年齢では嫌われる傾向のある色です。幼少期は好き嫌いの差が大きい色となっています。男性からの人気があります。
黒は有彩色をもっとも引き立たせる色です。落ち着きや威厳、高級感、モダンな雰囲気を加えるので組み合わせに便利な色です。
自分の個性を主張したいときに黒は自分に殻を作ってくれます。
つまり白も黒も死の色で合っていると言えよう。
ちなみに黒は仏教で地獄らしい。
明治時代、公人の葬儀で欧米に合わせ黒の喪服を使うようになり皇太后の葬儀では天皇が律令時代、奈良時代の黒喪服を着用し葬儀会場には白黒縞の幕が登場した。その後「黒は喪」「喪に服す期間精進する(僧)」等の意味付けがされたそうだ。
黒は殆どの光の波長を反射しない。要するに「反射する色が無い」為に黒として見えるのである。
反射しないという事は、それらのエネルギーを吸収するという事である。
これは小学校の理科での虫眼鏡による集光実験が最も分かり易い一例である。
多くの人が授業で様々な色の紙に、虫眼鏡で光を一点に集めてそこがどうなるかを観察した事があるだろう。
黒い紙が逸早く焦げ出し、場合によっては発火したという実験結果になった筈だ。
この実験から、「黒がエネルギーを吸収する(吸収しやすい)色」である事を実感した人は多いだろう。
負けを黒星と表します。
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一般に「炭のように黒い」「墨のように黒い」という表現をするが、いずれも黒に近い色であって純粋な「黒」ではない。すべての光を完全に吸収できるような黒い物質は存在しないとされている。
人を寄せ付けたくないとき、周囲に左右されないとき黒を使うことで距離をおけます。独立心や孤独になりたい気持ちが強いとき、自分の弱さや不安や悲しみを隠したいときには黒に惹かれます。