描 バルク 期 トレーニング 重要
筋トレのフォームは本当に重要になります!!
自宅で本格的にゴリマッチョ胸トレーニングを行う場合の、基本ともなる種目がダンベルプレスです。フラットダンベルプレスのほか、インクラインやデクラインなども組み合わせて、大胸筋全体をバルクアップしていきます。
経験されたことのある方は分かると思うのですがキツいですよね…脚の筋肉は体積が大きいですからどうしてもキツくなってしまいます。ですがそれだけ効果のあるトレーニングです!
――調理法については、どのように考えていますか?
鈴木揚げ物はなるべく避け、極力自然の脂をとるようにしています。オイルを使った料理をするときには、量を計って適量をフライパンに引く程度。きちんと計らないとカロリーの計算ができなくなりますから。体重を増やす時期であれば誤差は問題ないと思いますが、最終的に減量につなげようと思うなら、管理しておいたほうがいいと思います。例えば、サーロインステーキを食べるとき、アメリカやオーストラリア産の肉と和牛とでは、脂質の量が全く違いますよね。霜降りになった和牛を選ぶと、脂肪部分を取り除くことができませんし、そもそもカロリー計算(調整)ができなくなります。脂肪の少ない肉をとりつつ、足りない分の脂肪はフライパンにたらす小さじ1杯のオイルや、あるいは卵、ナッツなどでフォローします。
――味付けはどの程度?
鈴木塩コショウじゃないとダメ!ということはなく、減量期でもケチャップやソースなどの調味料を使います。どれも多すぎない程度の量であればいいかな、という考えですね。逆にこだわりを強くもちすぎて、美味しくない状態で食べたとしても、唾液がうまく出てこないというか、体内酵素が出ないといわれています。私自身も調理法がシンプルすぎる食事だと、消化できている感じがしないですね。ずっと胃のなかに残っているような…。私は食欲を制御することに苦痛を感じないタイプですが、食という楽しみを捨ててしまうと、人間としての3大欲求の1つがなくなってしまうわけですから、幸せホルモンが出ないですよね。だから調味料も使って、美味しくいただくほうがいいのではないかと思います。
――そうすることも継続のポイントの1つなのですね。
鈴木食事に関しては、ストレスを溜めないことが一番だと思います。我慢を続けていると、前頭葉が疲れてホルモンバランスが崩れ、夜に眠れなくなり、最終的に自律神経のバランスが崩れてしまいます。とはいえ、体づくりに取り組む以上、絶対的に何らかの制御を加えた生活になる。そのために、何も気にすることなく食べていい日を設ける「チートデイ」というテクニックが存在するので、それを活用するのもアリですよね。
――鈴木選手もチートデイを設けるのですか?
鈴木いえ、私は食事を制限することにストレスを感じないので、チートデイはありません。ちなみに、田代誠選手や佐藤貴規選手も同じタイプのようです。田代選手は以前、「チートデイの意味がわからない」ともおっしゃっていました。
――さすがのコメントです。
鈴木本当です。木澤大祐選手は食べることが好きだから、チートデイを活用しているそうですよ。どういうタイプかによって、人それぞれ最善策は変わると思います。
――食材についてはいかがですか?
鈴木肉に関しては脂肪の多い・少ないだけでなく、さまざまな種類をとるようにしています。豚肉もとりますし、牛肉も、鶏肉も、もちろん魚も。そうすることでいろいろなアミノ酸が入ってくるので、体のバランスが保てます。よくあるのは、鶏肉だけにするという方法ですが、私の感覚では筋肉が萎む。パンプアップする気配がなく、何となく元気がない状態になるのです。あとは、肉をとったら野菜をとるようにしないとバランスが崩れます。肉は酸性で野菜はアルカリ性。体はアルカリ性にしておかないと、疲れがたまりやすくなりますから。
――野菜はしっかり食べておきたいですね。
鈴木実は私、以前は野菜を全然食べなかったんです。
――全く食べなかったんですか?
鈴木はい、全く(笑)。何年くらい食べていなかったでしょうか…? いや、たまには食べていましたけど、でも2日続けて食べるようなことは、まずなかったですね。今思うと、年間の2/3は疲れていました。野菜を食べるようになってからは、体調がすこぶるよくなりましたね。それはビタミン・ミネラルの働きというより、野菜の繊維質が胃腸の働きをよくしてくれたり、酵素が酸性をアルカリ性に中和する働きをしてくれたりするから。その重要性をひしひしと感じています。できるだけ季節に合わせた旬の野菜をいただくようにしています。
糖質はご飯やパンなどのいわゆる主食に当てはまるものです。糖質はトレーニング時のエネルギーや、筋肉合成のサポートなどに使われます。
いかがでしたが。バルクアップで大切な「筋トレ・食事・休息」についてご紹介しました。
ジムでの筋トレが習慣になってきた頃に私が陥った症状。いつも同じ種目・ウエイト重量・セット数・レップ数でトレーニングを行い、トレーニングが単調なものとなってしまう諸症状である。
高重量のバーべルを利用したネガティブ・バーべルカールは、中級者以上の方向けの種目のため、筋トレ初心者の方であれば、上で解説した「オルタネイト・ダンベルカール」から取り組んでいきましょう。
こちらは、吉野家の牛丼に牛赤身肉ステーキを追加トッピングしてタンパク質強化をしたものです。テイクアウト食品でも、一手間加えると非常に有効なバルクアップ食品になります。
では、早速食事の解説!といく前に、まず最初に、バルクアップにおける食事の重要性についてお伝えさせて下さい。