筋トレにベストな時間筋トレに不向きな時間ってありますか
筋肥大のための筋トレはオールアウトすることがポイント。オールアウトすることで、筋肉に「もっと強くならないと耐えられないよ」というシグナルを送ることで、以前の筋肉よりも強く回復する「超回復」がおこるからです。
筋トレに最適なタイミングは「空腹過ぎず満腹過ぎない時」です。
筋トレを食後にやる場合のメリットは、食事による潤沢なエネルギーが体内に補給されている点です。
すでに身体に備わっている筋肉を減らすことなく激しいトレーニングができます。一方で筋トレを食後にやる場合のデメリットは、食物がおなかの中にあるために気持ちが悪くなってしまう事がある点です。筋トレにエネルギーが使われてしまう事から消化不良を起こす可能性もあります。
しかし、筋トレの目的が筋肉を大きくしたい筋肥大である場合は、有酸素運動は逆効果です。有酸素運動を行うと、遅筋が積極に働いてしまいます。
食事の腹ごなしのために食後すぐに筋トレを始めれば効果があるかといえば、それは間違いです。
食事の直後は消化器官が積極的に動いていますので、筋トレをすることで気持ちが悪くなったり消化不良を起こしてしまうリスクがあります。形状は違いますが、消化器官も筋肉のひとつなんです。食後に筋トレを始めるのにベストな時間は30分から1時間経過したころが望ましいといわれています。
そのためには、空腹でも満腹でもない状態で筋トレを行うのがベストです。
朝は体温が下がっている時間帯です。筋トレをすることにより、体温が上昇し、代謝が上がります。筋トレの中でも、ダイエットを目的としている人にはおすすめの時間です。
十分な筋トレができないということは、それだけ筋肥大が妨げられるということです。筋肥大を狙うなら、軽めの有酸素運動のあとに筋トレを行うとよいでしょう。
この副腎皮質ホルモンには、筋肉を分解してエネルギーに変換しようとする作用があります。そのため、筋肉をつけるはずの筋トレで、筋肉を分解してしまう本末転倒なことになってしまうのです。
すると速筋の活性が下がってしまい、筋肥大が進みにくくなるのです。これでは、せっかくの筋トレによる効果が半減してしまいます。