とはいえ 有酸素で疲弊してから質の高い筋トレを行うのは不可能
気合をいれて、毎日筋トレを始めた人はいませんか?
筋トレはカラダが温まり、脳や神経も働いている夕方から夜にかけて行うことが理想的 と考えられています。
筋トレの正しい方法や回数、フォームなどを再度見直すことによって、筋トレの効率をアップさせましょう。
結論から言うと、筋トレを毎日行うことはおすすめできません。その理由には、筋肉の回復するペースが関係しています。まずは、筋トレを行った後、筋肉にどのような変化が起こるのかという観点から、筋肉の回復する頻度を理解し、筋トレに役立てましょう。
ちなみに、筋トレメニューを組む場合は、上半身と下半身のトレーニングをバランス良く行うのがコツです。
筋トレは正しい頻度で、正しい時間帯に行うことでより高い効果を狙うことが出来ます。
筋トレは、適切な負荷(重量)とともに、行う頻度で効果の出方も変わります。
トレーニングの頻度・そしてサイクルの作り方についてご紹介します。
1本の筋線維は特定の運動神経の支配を受けるが、1本の運動神経は多くの筋線維を司る。同じ筋肉に属する筋線維でも、指令を下す運動神経が異なるため、筋線維のローテーション使用が行えるのだ。筋トレを始める前は、動員できる運動神経は多くない。トレーニングを続けるとたくさんの運動神経が動員されるようになり、一度に稼働できる筋線維が増える。
とはいえ、有酸素で疲弊してから質の高い筋トレを行うのは不可能。朝ラン、夕方筋トレという具合に筋トレと有酸素を6時間以上離すと疲労も抜けてデメリットは生じにくい。筋トレのオフ日に有酸素を行うのも一案。
「筋肉が発達するポイント③」で紹介したように、成長ホルモンが筋肉の発達と関係があることがわかっています。成長ホルモンは筋トレ後15~30分で分泌され 、就寝後30分~1時間でより活発に分泌される と言われています。