縄文時代の貝塚からは マイワシの骨が複数 見つかっている
国立がん研究センターの発表資料によると、研究チームは1990年に40~59歳だった長野県南佐久郡の住民1181人を25年間追跡調査し、19種の魚介類の摂取量とうつ病発症リスクとの関係を調べた。魚介類は、サケ、マス、カツオ、マグロ、アジ、イワシ、ウナギ、イカ、タコ、アサリなどに加え、カマボコ、干物などの加工食品も入っている。調査期間中に95人(8.0%)が精神科医によってうつ病と診断された。
日本人は古くからイワシを食べてきたようだ。縄文時代の貝塚からは、マイワシの骨が複数、見つかっている。
でも、イワシにはいろんな種類があって、意外と誰もが知らず知らずのうちに口にしていたりするんですよ。
イワシ嫌いな人でも一度は耳にしたことがあるであろう、DHAやEPA。頭が良くなるという効果についても、きっと噂はご存知ですよね。
今回は、イワシをテーマにその歴史と現状を追っていきたい。前篇では、日本人がイワシをどう評価し、利用してきたか、その歩みをたどってみる。価値の低い魚とされながらも、実際は人びとにさまざまな恵を与えてきたことが分かる。後篇では、イワシ漁で長らくの課題となっている「豊漁と不漁の繰り返し」などの仕組み解明につながる、「耳石」を使った現代技術を紹介したい。
また、カルシウムや鉄分なども豊富で、かつ、それらの吸収を助ける働きをするビタミンDも同時に含まれているため、イワシひとつで丈夫な骨や身体を作ってくれる優秀な食品です。
コエンザイムQ10を豊富に含む物質の代表格はイワシです。同じく代表格の牛肉と比べても、1匹4mgと非常に多くのコエンザイムQ10が詰まっています。
ただし、1日のコエンザイムQ10摂取量100mgを満たすには25匹食べなくてはならないため、できればサプリメントと併用しつつ食べましょう。コエンザイムQ10とイワシを一緒に食べれば、多くのメリットを享受できます。
DHAが多いのは、イワシやサバなどのいわゆる青い背の魚(青魚)です。また、マグロなら霜降りのトロの部分に多く含まれています。カブト煮などで食べる目の裏のゼリー状の部分(眼窩脂肪)には、最も多くのDHAが含まれています。いずれも、旬の時期の脂ののったものがオススメです。
これらは、すべてイワシの稚魚や加工品。
加熱せず酸化させず、自然そのままのイワシオイルをしっかり摂ることができます。