レスミルズジャパン トレーナー 谷
また、レスミルズには今回紹介したシバムを含む10種類のプログラム以外にも、まだとっておきのプログラムがある。それが「グリット」シリーズだ。
「これはハイインテンシティ・インターバル・トレーニング(HIIT)、つまり高強度トレーニングのプログラムで、いま一番最新のトレンドであると言われているんです」
そう説明してくれたのは、グリットシリーズのヘッドトレーナーであるコナミスポーツクラブの谷顕真さん。グリットには、ウェイトリフティングの動作を取り入れた「ストレングス」、瞬発力を上げる「プライオ」、ランニングをベースに構成されている「カーディオ」の3種類があり、いずれも30分間の短期集中で最高のトレーニング効果を上げるものなんだという。
TRX®トレーニングのシニアマスターインストラクターとして、日本で提供される全てのトレーニングコースの指導を担当。
レスミルズの一番の特徴は、何と言っても楽しい振り付けと音楽を融合させたエクササイズであることだ。通常のスタジオでのトレーニングでも音楽が流れているものはあると思うが、それはどちらかと言うとBGMの側面が強い。一方、レスミルズの場合は“音楽に合わせた動き(振り付け)”が作られている。つまり、曲の感情・感覚をフルに生かしてトレーニングを楽しむことができるのだ。しかも、音楽と振り付けは3カ月に1度のペースで更新されていくから、常に最新のフィットネスを楽しむことができる仕組みになっている。
レッスン終了後、あらためて松永トレーナーにシバムの面白さについて聞いてみた。
「ダンス教室というと、振り付けを教わるクラスというイメージが強いと思うんですが、シバムの場合はそうではなくて、まず雰囲気を楽しんでもらうクラスなんです。振り付けが完ぺきじゃなくても全然大丈夫です。大事なのは足を止めずに体を動かすことなので、汗をたくさんかけますし、フィットネス効果は高いですよ。日本ではまだダンスに対して“難しい”というイメージがあって、なかなかダンスに足を踏み入れられない人もいるかもしれません。そういった人たちに一歩足を踏み入れてもらえるようなクラスになればと思いますね。ぜひ、お気軽、お手軽に体験してみてください」
ともに運動神経はバッチリのようですが、「ダンスはやったことがないので……」と周平くんは不安そうな表情。うん、分かるよ、その気持ち。リズム良く軽やかにステップを踏んでいるれいらさんとは対照的に、周平くんは最初のウォーミングアップのステップからして、すでに何だかぎこちない。同じ“足技”でもサッカーとはやっぱり勝手が違うようだ。
でもご安心あれ。この日、指導していただいたコナミスポーツクラブでシバムヘッドトレーナーを務める松永三千代さんは「シバムのクラスには“間違った動き”はありません。右足から動いても、左足から動いても、大きく動いても、小さく動いても、自由なんです。頭で考えないこと。音楽を体で感じて、パーティーのように楽しみましょう!」という何とも頼もしいアドバイス。
さらに、すごいハイテンションな掛け声で、この日のレッスンで唯一の男子だった周平くんを盛り上げてくれるから、最初はちょっと恥ずかしそうにダンスをしていた周平くんも、最後は笑顔でノリノリになっていました。レッスン時間は45分だったけど、この短い時間の中で、1人の未来ある青年の成長を見てしまった気分です。
2017.07.21こんにちは!7月から北松戸から流山店へ着任した岩立 飛鳥(イワタテ アスカ)です。レッスンはボディコンバット・ボディアタック・CXWORXを担当しています。ハードにトレーニングをしたい方は私のクラスに是非ご参加ください!
さらに、多いときには100名以上で行う通常のレスミルズのプログラムと違って、グリットは多くて20名という少人数制。それだけにトレーナーがひとりひとりにより多くの指導ができるし、ときにはトレーナーもいっしょになってチャレンジする。そして、少人数であるからこそ生まれる仲間との絆、いっしょにトレーニングを頑張っていこうという、より大きな一体感が生まれるのだ。
「特に若年層の方たち、本気で体を変えたい方、スポーツをしている方にグリットを体験していただきたいですね。脂肪燃焼効果などがすごく高いですし、スポーツのパフォーマンスも必ず上がります。また、自分のペースでやっていくことができるので、音楽に合わせて動くのが苦手な方でも大丈夫です」
前置きが長くなりましたが、今回体験するのは「レスミルズ」。聞いたことありますかね? レスミルズとはニュージーランドで生まれたグループフィットネス(つまり大人数で行うフィットネス)のこと。現在、世界112カ国で楽しまれているのだという。2013年より世界的なフィットネスブランド「リーボック」とパートナーシップ契約を結び、レスミルズ専用のウェアとシューズも充実のラインアップだ。
トーマス・マイヤースのアナトミートレイン第二版DVD翻訳監修、エリック・クレッシィ、マイク・ロバートソン、ビル・ハートマン共著のアセス&コレクトDVDセットの翻訳監修をはじめ、数々のDVDや著作の翻訳に関わる。またロルフインスティテュート、トーマス・マイヤース、ランディ・ヘトリック、フレイザー・クェルチ、ブライアン・ベッテンドーフ、ピート・ホルマン、ミショール・ダルコート、ジョシュ・ヘンキン、レニー・パラチーノ、ジョール・ジェイミソン、ベン・コーマック、リー・バートンを始め、数多くの指導者達のセミナー及びトレーニングコースの通訳としても高い評価を得ている。
「BODYCOMBAT」「CXWORX」更にパーソナルトレーニングも担当致します。