マイクロジム成功の鍵 vol.16 – スマート・スポーツGYM

マイクロジム成功の鍵 vol.16 – スマート・スポーツGYM

次世代トレーナーのロールモデルとなるマイクロジムオーナーをフェイスブック「スタジオ経営者コミュニティ」からシリーズでご紹介します。北海道札幌市でマイクロジム店舗を運営する「スマート・スポーツGYM」佐藤健司さんにお話しをおうかがいしました。

Q1. 開業するまでのトレーナーのキャリアは?

20歳で上京し鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師資格を取得。その後日本橋名倉整形外科、町田市深谷整形外科、北里研究所病院などの医療機関で勤務。40歳で札幌に帰郷し2005年スマート・スポーツ有限会社設立、2006年スマート・スポーツ接骨院開業、2014年9月に移転拡張し現在に至る。

Q2. 開業したきっかけを教えてください

治療だけでなくトレーニングや積極的な運動療法を提供できる場所を作り、自分で考え、判断できる自立した選手を育てたいため。

Q3.この立地にした理由を教えてください

運動部(特にラグビー)に力を入れていて長期的に関わることの出来る私立校があり、その他周囲に教育機関も多く、ターミナル駅としてアクセスが良い、駅近くの物件を探していたところ、同じビルに入っている病院に誘われたので。

マイクロジム

Q4.主なお客様層を教えてください

接骨院はラグビー、バスケ、野球、バレーボールなど部活動をやっている中高生が多くジムは男性7:女性3 トレーニングに慣れている方が多いです。

Q5.集客方法と継続して通ってもらうための工夫は?

オープン時の集客はチラシ、ティッシュ配り、ラジオなど多くのメディアを使いましたが、それ以後はHPと口コミが中心です。継続については声掛けをマメにしたり、新しく効果的なツールをいち早く導入するようにしています。アットホームな感じのコミニケーションを心がけています。

Q6.開業して苦労したこと、これまでの失敗談を教えてください

初めての借入だったので、すぐに対応してくれる金融機関が出てこなかったことです。

Q7.やりがいを感じること、嬉しい事は何ですか?

治療やトレーニングで関わった中高生が卒業後に遊びに来てくれることや大学などに進学後もトレーニングを続けている事を知ると嬉しいです。また中には私の業務に興味を持って柔道整復師や医師を目指すようになったと聞くとやりがいを感じます。(これからも常に後進に目標とされるようにチョッと見栄を張って活動していることは内緒です)

Q8.今後のビジョン、これからやりたいことは何ですか?

選手が自己のコンディションなどが管理しやすいチェック・シート→ノート→手帳を段階的に開発、またこれを集約するシステムも同時に開発して多くのチームに導入したいです。そうなれば自立した選手やチーム管理体制作りのサポートになります。結果的に弊社の事業収益の太い柱としたストック型ビジネス展開をしたいです。

マイクロジム

【施設概要】スマート・スポーツGYM

スマート・スポーツGYM

※ピンチインで拡大可(スマートフォンの場合)

マイクロジム

「マイクロジム/パーソナルトレーニングジム」に導入されているトレーニングツールはコチラ!
■購入はこちらから フィットネス市場

スマート・スポーツGYM

“スタジオオーナー佐藤健司さんからこれから開業したい人へのメッセージ”
専門力はもちろんですがビジネス感覚やビジネススキルを磨く努力と仕組みを取り入れるといいでしょう。私は考える時間確保のために午前中は現場仕事を入れていません。また開業時に受けられる創業支援の公的助成金等も調べて活用するといいと思います。

“スタジオ経営者コミュニティ主宰 取材後記”

朝活と授業後の選手も来館できるようにと朝7時から23時まで接骨院とジムを融合した施設を運営する佐藤さん。取り組み全ては、自ら考え自ら判断できる自立した「スマート(「賢い」という意味)」な選手、人になって欲しいとの佐藤さんの熱い想いがこもっていました。

【記事出典】
月刊NEXT 2018/December 取材記事 No.141
プロフィール:高橋 順彦
株式会社nano代表取締役。パーソナルトレーニングスタジオ ナノ代表。毎月、自身のスタジオで運動指導者向けの『名古屋トレーナー勉強会』を開催。NEXTトレーナー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞受賞。

[紹介元] フィットネスオンライン-日本最大級のフィットネス/トレーニング情報サイト マイクロジム成功の鍵 vol.16 – スマート・スポーツGYM