ボディコンバット76コリオ

ボディコンバット76コリオ

ボディコンバットの曲は年に3か月ごとに新しいものに入れ替わります。1月、4月、7月、10月の年4回、新曲がスタートします。新曲が始まる前月くらいに、一部のスポーツクラブで新曲発表会が行われます。

ボディコンバットには、あまり複雑な動き(振り付け)はなく、パンチとキック、そしてガード(防御)を繰りします。上半身と下半身の様々な筋肉を使うので、消費カロリーが高く、「痩せる運動」として人気があります。ストレスが溜まっている人にも向いています。

もともとレイバス夫妻は格闘技エクササイズのインストラクターであり、振付師(コリオグラファー)でした。以前、フィットネスプログラム開発の大手であるニュージーランドのレスミルズに所属し、レスミルズの格闘技エクササイズ「ボディコンバット」の振り付けを担当していました。しかし、2004年、レイバス夫妻はレスミルズから離脱。独立してラディカルフィットネスを立ち上げました。その新組織の目玉となったのが、ファイドウです。それだけに、ラディカルにとっては特別な位置づけとなっています。

コナミに全面的に採用された、エクストリーム55は導入店舗やレッスンの数において日本有数のプログラムになりました。ボディステップをやってきたジム会員の間では、「エクストリーム55はつまらない」という声もあります。とくに、よりハードな運動を臨む人は、エクストリーム55では物足りないと感じることが多いようです。その一方で、エクストリーム55のほうが気楽に楽しめていい、という評価もあります。いずれにせよ、ラディカル本部にはプログラムに磨きをかけていって欲しいと思います。コナミのバックアップに頼って手を抜かないで欲しいです。

コナミは長年、レスミルズの「ボディステップ」を採用してきましたが、これに入れ替わる形で、X55(エクストリーム55)を全国の店舗で導入しました。合理主義的なジム経営することで知られるコナミが厳しい視点で精査し、「これはいける」と認めたのが、X55なのです。

ボディパンプは音楽が10曲用意されています。それぞれの曲で動作(振り付け)が決められています。また、曲ごとに、体のどこの部分を鍛えるかというテーマが設定されています。通常、ウォームアップの後は「脚」をターゲットにして1曲行います。その後が「胸」、次が「背中」です最後が「腹筋」、そしてクールダウンです。

X55は、独特なプログラムです。類似のプログラムとしては、MOSSAの「グループブラスト」やレスミルズの「ボディステップ」があります。しかし、これらにはエアロビクスのようなメニューはありません。X55は、エアロなどの筋トレ以外の運動も組み入れられており、よりバランスのとれた内容になっています。またファンクショナル性がより重視されているように思われます。

ボディパンプ(BODYPUMP)とは、スポーツジムのスタジオでみんなで一緒に行う筋トレ運動です。バーベルを使います。いわゆる「重量挙げ」(ウエイトリフティング)です。ステップ台も使用します。音楽にあわせて、インストラクターの言うとおりに動きます。一人で黙々とやるのでなく、みんなでやるから、激しい筋トレもあまり苦痛や退屈に感じない、というメリットがあります。

ボディパンプは、最高で540カロリーを消費することができると言われており、ダイエットに最適なプログラムの一つです。全身をシェイプアップしてメリハリをつけることができます。体幹を鍛え、骨を丈夫にするのにも役立ちます。軽い重量のバーベルを使えば、筋力のない女性やお年寄りでも十分に楽しめます。

ボディコンバットは音楽が10曲用意されています。それぞれの曲で動作(振り付け)が決められています。「コンバットトラック」「パワートラック」「ムエタイトラック」「コンディショニング」の4つから構成されています。