あなたの筋トレを徹底サポート!
コラーゲンの元となるのは、全身に散在している線維芽細胞。組織が壊れると周りにある線維芽細胞が集まってきてコラーゲンを大量に作り出す。そればかりではなく、実は筋トレによっても線維芽細胞が刺激され、コラーゲンの合成が促されるという。
あなたの筋トレを徹底サポート!
そして、筋トレの「頻度」は超回復が起きたところでタイミングよく次のトレーニングを行うのが効率的。
筋トレの効果を出すための適切なトレーニング頻度として、運動を始めたばかりの初心者は週2~3回、スポーツ経験者は3~4、スポーツ選手で週4~5回が望ましいとされています。
中強度から高強度の筋トレを行うと、トレーニング後、男性ホルモンや成長ホルモンの分泌が高まることはよく知られた話。とくに大きな筋肉を鍛えるほどその恩恵にあずかれる。実際、腕と脚のトレーニングを比較すると、やっぱり後者の方が各種ホルモン分泌の反応が高まるという。
ーー「ワンモアレップ」は、筋トレの最後の一回を上げるツラさ、そしてそれを乗り越えることの重要性を歌った曲ですね。
ただし、筋トレは筋肉量を増やして基礎代謝を増加させる効果はありますが、減量をするには筋トレだけでなくウォーキングやランニングなどの有酸素運動と合わせて行うのが有効です。
株式会社ボディクエスト代表取締役。ボディデザイナー。自らの実体験に基づきメソッド開発したオンライン方式のパーソナルトレーニングプログラムを開発し、これまでに12,000名以上への個別カウンセリングやパーソナルトレーニング指導を行っている。個人のボディデザインサポートのほか、企業向けの健康指導や各種メディア出演・企画監修等、幅広く活動中。『へやトレ』(主婦の友社)、『読む筋トレ』(扶桑社)、『「筋トレを続ける技術」自宅で気軽に体脂肪燃焼!』(池田書店)など著書多数。
「トレーニングは正しいフォームで筋肉に適切な負荷をかけないと鍛えることはできません。とくに男性に多いのですが腹筋や腕立て伏せを「毎日何百回とやっています!」という人は、回数をこなすことが目的となっているので、フォームがめちゃくちゃ。鍛えたい筋肉に負荷をかけられていないことが多いのです」(森さん、以下同)
また、昔ながらの筋トレは、名前とは裏腹に、そもそも鍛えているつもりの部位が鍛えられていないことがよくあるそうです。
「寝ころんだ状態から起き上がるいわゆる『腹筋』は、正しく腹筋を収縮させるというよりは、身体を折りたたむように起き上がる運動が主となるので、しんどいわりにお腹の筋肉を鍛えるという意味では効率が悪い。
『腕立て伏せ』は胸、『懸垂』は背中の筋肉が中心となるので、純粋に腕のトレーニングをしたい人には不向きというわけです」
せっかく頑張っているのにトレーニングの成果がいまいち得られない人は、次の3つのうち、どれかに当てはまるのではないでしょうか。
筋トレで筋肥大をすると、筋肉からマイオカインという生理活性物質が分泌されるようになる。マイオカインは特定の物質ではなく、複数の生理活性物質の総称。現在のところ30種類くらいの物質が報告されている。