一日一食でも三食でも健康診断の血液検査の数値は同じ結果になりますか 特
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◆健康運動事業
特定保健指導の対象となり、実際に指導を受けた人が参加できます。市内のスポーツジムで指導員と一緒に運動を行い、無理のない運動習慣を身に付けましょう。
当院は糖尿病を中心とした生活習慣病治療に特化したクリニックです。
「健やか」と書く方の「健診」は、健康診断の略ですから、健康であることの確認です。病気がないかどうかを見る。「木へん」を書く方の「検診」は、検査・診断です。特定の病気にかかっているかどうかを調べるために、目的をもって行われる検査のことです。ですから、がん検診とか婦人科検診というのは、「木へん」を書く「検診」です。人間ドックなどは、病気があまりないだろうということが前提ですから「健診」となり、特定健康診査、いわゆるメタボ健診は、メタボリック症候群という、糖尿病になっていく予備軍を厳しい基準で洗い出そうというものですから、これも「健診」を使います。
そのように、一般の人には同義で同じように見えても、特性が違うさまざまな検査にもあるんですね。
平成20年度および23年度の大牟田市国民健康保険(以下、国保)の特定健診における「高血圧」「高血糖」「脂質異常」の結果は下グラフの通りです。この結果は、特定健診の始まった20年度と比較すると改善していますが、多くの人が生活習慣を見直す必要があります。
健康診断の適正な頻度は、多くの人は年1回でいいということが、様々なデータから割り出されています。ただし、身内に特定の病気になった人がいるとか、体質として血糖値が上がりやすいだとか、体重が増えたとか、最近、体がだるいなど、何か変化があれば、ぜひ、前の健診から1年たっていなくても、広く検査することが必要です。
大牟田市国保では、下図のように、さまざまな健康診査、保健指導、保健事業を行っています。
健診については、40歳〜74歳の特定健診に加え、25年度は20代まで対象を拡大し「20代30代健康診査」を実施します。また、従来の検査項目に加えて、全員が心電図検査と貧血検査を受診できるようになりました。
健診の結果に応じて、生活習慣病の発症や重症化を予防するための保健指導を行い、皆さんの健康管理をサポートします。
また、健康に過ごすための保健事業や、より詳しい検査を行う人間ドックも実施しています。詳細は、この特集ページ内で紹介しています。
社会保険に加入している人や、後期高齢者医療の人は、それぞれの保険者から健診のお知らせがあります。
まずは、健康への第一歩として、「健診」を受けて自分の体を知ることから始めましょう。
健診の結果通知書はファイルなどで保管して、特に上記の検査項目の推移をチェックしておこう。より積極的に健康管理に取り組みたい人は、毎年の健診結果を表計算ソフトなどを利用してグラフ化しておくと、変化が目に見えて分かりやすい。一部の企業では、診断結果の毎年の数値をグラフ化して、経年変化を示しているところもあるという。
特にPET検査は、1度の検査でほぼ全身を調べることができ、腫瘍かもしれないところが画像上で色がついて表示されることから、がんの診断や検査の中でも重要な検査のひとつとされています。