▼body combat 58 Track 8
http://youtu.be/31lVeNz6cUw
BODYCOMBAT58
8 – My Forever Love – Sy And Unknown
フロントスタンスで両肩のストレッチの後、コンバットスタンスでダブルジャブ→クロスのコンビネーションで始まります。そこに左右のアッパーカットが2セット加わります。
ダブルジャブからのクロスは身体を前後させて腹筋と背筋を鍛えるコンビネーションです。
ダブルジャブで一回一回ジャブをガードに引き戻していないと、ウェイトシフトが甘くなって力強いクロスが出せません。
クロスではカウントには含まれませんが、半端前の足を踏み込むと体重の乗ったパンチとなります。
左右のアッパーカットの連打が出てきますが、パワートラック3では定番ですね。
アッパーをキレイに打てるかがポイントとなります。
アッパーは腕だけでしゃくり上げて出しがちですが、肘の角度は90度以内に抑えるのがポイントです。
下から上に弧を描いて出しているのですが、腕と肩だけを使っていると、当然のことながら円弧なのでぐるりと回って自分の顎にヒットします。ヒットすることはないとは思いますが…。
アッパーは腕と肩だけを使っているように見えますが、実際には腹筋を縮めた状態から出し、コンバットでは顎の位置で止めるので、旋回角度は30度前後と意外と小さいのです。
腹筋を縮めて伸ばすという動きに乗せてアッパーを出せるかがポイントです。腹筋を縮めるには打つ度にガードに戻すことが重要です。そこにさらに腰と膝のひねりが加わると完璧です。
腕だけで打とうとすると腕の旋回と慣性で手がバラバラになりやすいです。あとインチキアッパーとして裏拳で手前でノックするように打つパターンもありますが、トレーニングとしては意味がありません。腹筋が弱い女性にありがちなのでチェックポイントです。
続いて左右のフックを2セット→ジャックが4回のコンビネーションへと変わります。
その後、ダブルジャブ→クロス→左右のアッパーカット×2セットのコンビネーションに戻ります。
インターバルのランでは呼吸を整えて向きをスイッチします。
ラストセットではフロントスタンスにスイッチして左右のジャブを4セット→左右のフックが2セットのコンビネーションが出てきます。
フロントスタンスでの左右のジャブの連打は実戦的ではないと言われますが、コンバットは格闘技風エアロビクスなのでその辺は置いといて、気を付けることはスタンスの広さです。
最後の連打は定番ですが、日によって連打のやりやすさに違いがあったりすると思います。
そんな時はスタンスの広さとつま先の向きをチェックします。
スタンスは広すぎても狭すぎても打ち辛さの原因となります。
シングルジャブでは気にならない場合でも、左右のひねりが入ると身体が内側にひねられる分の「空き」がなくて違和感となる場合があります。
出す動きに対して遊びがないとそこでロックしてしまいます。
で、音楽のテンポによってもパンチのスピードとストロークレンジが変わるので、いつも同じスタンスでいいわけではないのが面白いところです。
始めは広くとっておいて、違和感があれば徐々に狭めたり、つま先の向きを内側するなどで調整していくとやりやすいですね。
最後はひたすらジャブの連打だけに変わり右手を挙げてフィニッシュです。
今回は満遍なくパンチが出てくるとオーソドックスなトラックでしたね。
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