▼body combat 56 track 6
http://youtu.be/ra-usHH8H-A
BODYCOMBAT56
6 – Still Getting It – Foreign Beggars Feat. Skrillex
56番から導入された例のキックが出てくるトラックです。
使われているForeign Beggarsの「Still Getting It」は最近売れまくりのSkrillex(スクリレックス)様がフューチャリングされているということで、リバーブが「ぎゅぅぃぃぃぃぃんぼよよよよよぉぉぉぉぉぉん」と効いた仕上がりになっています。
スクリレックスと言えば、ボディジャムでも使われることが多くなっていて、かなりテンションが上がりますね。
ダブステップ(ぎゅぅぃぃんぼよょぉーんな曲調のこと)の中でもブロステップと呼ばれるジャンルを確立していて、とにかく残響(リバーブ)が異常に効いた曲を作るのが特徴ですね。
スクリレックスの中の人であるサニー・ムーアの髪型は超個性的で、日本で言えばノンスタイル井上に相当します。
私はスクリレックスと言うと、左のおっさんで有名なMarquese Scottの動画が浮かんでしまいます。
ダブステップのリズムに合わせてハンパない動きでダンスする人なんですが、その様子はまるでゼログラビティ(無重力)です。
話はForeign BeggarsのStill Getting Itに戻ります。
コンバットの6曲目はコンバッターの間ではクソトレ(クソみたいにトレーニングするので)と呼ばれつつあって、もうとにかく下半身の筋トレばかりさせられることがデフォになっています。
で、我々がヒィヒィ言いながら下半身トレをしている間、歌詞が何を言っているかというと「成り上がってやる」みたいなことを連呼しています。
成り上がってやる 成り上がってやる
成り上がってやる 成り上がってやる
成り上がってやる 成り上がってやる
そうさ、オレはここから成り上がってやる
十分な食事 深い愛情 成り上がってやるぜ
物乞いだった頃 ラップを歌った夜
最高になってやる なってやるぜ
運は向いてる 成り上がってやる
最初にエスキーバから始まるのは、成り上がるためか?! なんて穿ってしまうわけですが、コリオは単純です。
エスキーバから始まります。エスキーバは足のストレッチを兼ねているので、腰幅を広くして股関節と腿裏を伸ばしておきます。
エスキーバのあとはマトリクスキック→ランジというメインの流れになります。
マトリクスキックについては新しい動きということになっているのですが、要するに片足スクワットもどきです。
ランジスクワットで後ろ足に負荷をかけ、マトリクスキックで前足に負荷をかけるという流れです。
片足ずつスローテンポで鍛えるということが目的なので、マトリクスキックの時に蹴りに勢いを付けたり、前に押し出し過ぎる必要はありません。バランスを崩します。足を伸ばした時にちょっと静止するだけで効果があります。あと、体を後ろに少し反らさないと当然、前後のバランスが取れません。
途中、スモールジンガーステップでインターバルが入り、ダブルニーキック→マトリクスキック→ランジという地獄のような流れになります。アドヴァンスオプションとしてランジの時に床に手を付くというのがあります。
ダブルキックからのマトリクスキックはカウントが半分になって早くなるのですが、ランジのカウントは変わらないので、ゆっくりしゃがんで床に手を付く暇は十分あります。
ランジを早く沈んでしまうとテンポが狂って、態勢が回復しないままとなり、だんだんコンビネーションが崩れてくるので要注意。ゆっくりしゃがむのが最後までやり通すコツです。
マトリクスキックで腸腰筋の筋力が足りずに体のバランスが片方に偏ってしまう人は、手を蹴る方向とは逆方向に向け、蹴る時に反対側に持って行き、腕でバランスを取るとやりやすいです。
因みにマトリクスキックは映画のトリニティのように鶴のポーズでジャンプキックするものばかり思っていました。
で、どうせならマトリクスキックは映画マトリクスで使われたマリリン・マンソンのRock Is Deadだったらよかったのになぁと思う。
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