済美の山口直はこの日も136球を投げ抜き 5失点完投
第100回全国高校野球選手権大会第12日第3試合(済美3-1高知商、16日、甲子園)済美の鉄腕エースが白熱の投手戦を制した。山口直が8安打1失点で完投。最後の打者を左飛に打ち取り、歓喜の瞬間を迎えても右腕はクールな表情を崩さなかった。
愛媛大会から8試合を一人で投げ抜いてきた済美のエース山口直は5回1死一、三塁から救援した。右翼の守備時も、右肩を回して調整し、満を持してマウンドへ。公式戦初先発となった池内が「ごめん」と謝ると「大丈夫、俺が抑える」。小園から得意のチェンジアップで空振り三振を奪い、後続も断った。
山口 直哉(やまぐち・なおや) 2000(平成12)年10月17日生まれ、17歳。兵庫県出身。小学2年時に八木少年野球クラブで野球を始め、三原中時代は軟式野球部でプレー。済美では1年秋からベンチ入り。最速144キロ。1メートル71、64キロ。右投げ左打ち。
山口直大口のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。
9回に1点を失ったものの逃げ切った山口直は「(池内が)あそこまで投げてくれて凄く助かった」と感謝した。池内は自己最速の144キロを計測するなど1失点で、4番として初回に先制の左前適時打と奮闘した。
準優勝した04年以来、14年ぶりの準決勝進出。3回戦まで3試合計414球を投げていた山口直は余力を持った状態で臨む大阪桐蔭戦へ「根尾選手から三振を奪って抑えたい」と力を込めた。
秋穂地域交流センターでは、嘱託職員(日直)の募集を行います。
済美の“鉄腕”山口直、3試合連続完投〆て414球!/甲子園 サンスポ・コム(SANSPO.COM)はスポーツニュースをはじめ、今話題の最新情報をお届けします。
岡山時代から、応援しています。
どんな時も輝いている山口直大選手!
加古川は岡山から近いので、応援に行きますね!!
最後の夏に終わりが告げられても、エースはどこか、誇らしげだった。済美の山口直はこの日も136球を投げ抜き、5失点完投。準々決勝、報徳学園戦の救援を除き、4試合で完投した右腕は「すごく楽しかったし、これからの人生の力になった」と振り返った。
中矢太監督(44)は「山口直は疲れがあるなか、粘り強く投げてくれた。選手は力以上のものを出したし、甲子園でたくましくなった」とナインをほめた。また大阪桐蔭について「『圧』がすごかった。いつ打線が爆発するんだろうと、怖さがあった」と脱帽していた。