お腹を冷やしたら もう手遅れでしょうか お腹が気づいた時には
Nさん下半身が冷えるのはイヤですよね。私は冷えると膀胱炎になりやすくて、いつも抗生物質を持ち歩いています。膀胱炎になったら、もう何も手に付かなくなっちゃうので、そんな時は下っ腹をあっためて、ただただ寝ているしかないですね。
Sさんぼくはとにかくお腹を冷やしたくないので、映画館とかでも、お腹回りの暖をとるためにバッグをずっと抱きかかえています。
つまり、急激な冷えに接した緊急事態においては熱を逃がしてしまう手や足への血の巡りを敢えてストップしてしまい、お腹周りの最も大事な部分だけを確実に温めようとしていると考えてみましょう。
Tさん私は学生時代から寒がりで、体が冷えると、お腹がヒヤッとして痛くなります。お腹の具合が悪くなると、全身が怠くなって体調がガクンと落ちます。先日も旅先で急に体が冷えたら、お腹を壊して風邪をひいてしまいました。
したがって冷えてお腹を下した際にあなたがすべきことは下痢止めの薬を服用することではなく、内側から温めようとしてくれているあなたの身体を信頼し、体幹部や首回り、あるいは吐く息から熱が逃げないように衣服や腹巻、ネックウォーマーなどを重ね着したり鼻呼吸を心掛けたりすることです。
体温より低い飲料水は、もちろん身体を冷やしてしまいます。普段から氷を含むジュースなどを避けて体温維持に気を使い、お腹を壊した緊急時にもホットポカリやくず湯、みそ汁などをサッと作って飲む習慣。
なぜ冷えると、お腹の具合が悪くなったり、体調を崩したりするのでしょう?
さらに、お腹を下した時にお腹が痛くなることは以下のように解釈すべきでしょう。
お腹を下す時は大抵、お腹が痛くなります。「自律神経が乱れて腸の異常収縮が起こり」という説明が胡散臭いのは、“乱れて”という身体バカ的表現を用いているためです。
お腹や背中が痛んでいるときは、全身に震えがきたり痙攣のように震えることもあります。