レスミルズ ヴァーチャルはスタジオレッスンを変えるか?

二年前からニュージーで噂されていた「レスミルズ ヴァーチャル」が、いよいよ全世界へパッケージ商品として輸出されそうです。

「レスミルズ ヴァーチャル」とは何かというと、サテライトスタジオからのレッスン動画をほぼリアルタイム中継でスタジオのスクリーンに映し出すというものです。最近流行りのAR(拡張現実)とは異なりますが、近年プロジェクション(投影)技術は進化しており、高解像度・高精細・高画質が可能です。
ヘタすると実際に目で見るより明瞭な画像を目にする日も近いかもしれません。

「レスミルズ ヴァーチャル」の意味するところは、環境さえあればスタジオを選ばない、インストラクターを必要としないことにあります。
今まではフィットネスタジオで行われていたものが、必ずしもフィットネスタジオで行う必要がなくなるし、インストラクターの育成費用が掛からないため、フィットネスクラブの負担は軽減します。
なんたって本家が認めた人達が指導するわけですから、会員同士の解釈の違いによるトラブルといったことも減ります。

そしてフランチャイザーとしてのレスミルズは、楽曲とコリオには強い著作権がかけられており、ノンライセンスで気軽に行うことができないといった問題を抱えていました。それが面白いのにいまいち普及しない理由でもありました。
しかし、サテライトスタジオから中継するという方法をとることで、契約をしなくても都度契約で利用することができます。
とりっぱぐれがなくなるわけですね。

さらにOculus RiftのようなVRゴーグルが普及すれば、自宅でニコニコ動画経由でフィットネスなんてことも可能になり、市場規模は今以上に拡大します。現在の欠点は汗をかくとゴーグル内が曇るという点につきます(笑)
そういった意味で、「レスミルズ ヴァーチャル」の果たす役割は意味深いと言えます。

とはいえ狭い自宅でドタバタウゴケルカ! と思う人もいるかもしれませんが、「Virtuix Omni」というバーチャルコントローラーというものが開発されています。2015のCESでは類似のバーチャルコントローラーも出展されています。

「Virtuix Omni」はゲーム用で開発されていますが、要するにせっかくVRゴーグルを使っても、狭い室内で身体を動かせないんじゃ臨場感に欠けるね、ということでVRゴーグルとセットでの開発が急がれています。おそらく5年以内にゲームセンターに導入されるはずです。
「Virtuix Omni」は歩行だけのサポートですが、ジャンプによる移動にまで対応すると、その場にいながら大抵の動きができることになります。

そうなると、今流行のe-Sportsとミックスして、今までのグループレッスンの概念を変える可能性を持っています。
例えばボディコンバットではパンチやキックといった動作をしますが、それはあくまでもシャドウでのことです。
しかし、そこに仮想敵が映しだされて、マーカーに向けて打撃を加え、コンボを決めるとドハデなエフェクトが噴き出るなんて演出が加われば面白く無いわけがありません。

スタジオレッスンがどのような変わっていくのか楽しみです。


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