BODYCOMBAT 61 フィルミング by ライナ

フィルミングにやって来た時、私はこういう場に全然慣れてなくて、実際、もしあなたがフィルミングで私に出くわしたのなら、家族で車旅行中に「まだなのー?」と泣き言を言う後部座席の無愛想な子供みたいなものだったかもしれない。

ここ2年か3年は、これはもしかしてレスミルズコミュニティへの冒涜かもしれないけど、私は楽しめないのにフィルミングには行きたかった。

過去にはメンバーとして参加したこともあった。つまり、ただ受付で会員証を振りかざして入って行くということだけど、今回は私は会員ではなかったし、レスミルズニュージーランドでパスを手配することとなる。

もちろん、到着した時に私のパスはなかった。こういうことはほとんどのインストラクターには普通起きないと知っているんだけど、でも覚えておいて、私は「ねぇ~まだぁ?」とか言っちゃう無愛想な子供なの。

私はいくつかいい情報を聞いていて、それはレスミルズインターナショナルがボディコンバットでのフィルミングでは前列に行けるオーディションを企画していることだった。

私はRPMのフィルミングはオーディション形式だけの参加になることを知っていたし、それにGRITはいつもオーディション形式だけでの参加だった。

理由はレスミルズインターナショナルとリーボックとの契約関係であり、そして、レスミルズバーチャルでインストラクターを起用する動きがあることなのだ。

私個人としてはこういうやり方は気に食わない。ボディジャムのフィルミングでは前列から離れたところに移動させられたしね(後ろだからってバックシートで泣き言を言う子供ではないけど)。

けれども、今回のフィルミングはそういうことじゃない。むしろ、インストラクターとして第一スタジオに入れて、レスミルズインターナショナルのスタッフとしてリストバンドで好き勝手に歩き回れて、みんなとおしゃべりでき、そして、服装と理解力に基づいて最前列に行ける権利がリストバンドには提供されていた。

リストバンド
リストバンド

私はリストバンドを配っている彼を知っていたから、どのくらい持っているか聞いてみたの。

その時、彼は最低でも10個のリストバンドを配っていたし、他にも10個は持っていたのだ。

彼はレスミルズインターナショナルの今回の試みを説明してくれた。

これまでは新曲をよく理解できない人達はいなかったし、プレゼンター達の前キュー聞き逃しとかコンビネーションと準備の移行でそれどろころじゃないんだろうけど、そういう理解力のない人はいなかったんだけどね、とプレゼンター達は言っていたというのだ。

このことが撮影チームに使えない映像をもたらしてしまった。

私が思うにこのことは大したことじゃないと思うの。インストラクター用のDVDはインストラクター専用DVDなわけだし。

だけれど、レスミルズインターナショナルとしては同じものをバーチャル用映像としても使うつもりで、可能な限り見た目の動きに統一感を持たせたいんだと思うな。

気持ちはわかるけど、英語が母国語ではないインストラクター達にとってはちょっとがっかりかもと思う(君たち深刻にならないでね、私はなんにしてもあなた達の味方だから!)。それは彼らの国籍とか母国語にペナルティを課すようなものでしょ。

あなたはこう考えるかもしれない。「やれやれライナ君。誰かが君の仔犬でも殺したっていうのかい? なぜ君がそんなことでネガティブなんだい?」って。大丈夫か? と。

私達がスタジオに入った時はフィルミング参加者達の全てが揃っていて、最初に思ったことは「……みんなーどこなの?」だった。

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写真の質がしょぼくてごめんね。こっそり写真を撮っていたの。

それは静かだったの。ほんとに静かだった。最終的にはもっとたくさんの人達がきたんだけどね。私は右側後ろにいてほとんど自分の殻に閉じこもっていたの。引きこもりになってたけど、それでよかったの。


床にはいくつかテープがあったんだけれど、リストバンド派は非リストバンド派の人達と隔離されていた。

でも正直なところ、静かだったし、クラスの約80%が部屋の前部付近にいたと思う。

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再び写真がしょぼくてごめんね。

プレフィルミングが始まるととても長かったしタメにはなった。

ほんとにっもう、それはそれはコミュニケーションを駆使したとてつもなく長い道のりで、フィルミングでこんなことになるなんて予想外。

それは誰にとっても非常に明白だったんだけど、レスミルズやリーボックウェアを着てなかったり、ノンブランドを着ていた者は後方に移動させられみたいだし「大人の事情」というやつなのだ。

そうなのよ。でもいずれせによ、それはハッキリしたの。

ビオレッタちゃんは前回の新曲で、ブラックテープ(注 床に貼られた「私はおとなしいです。どうかそっとしておいて下さい」と書かれたテープのこと)について「違反している」ロゴ(注 レスミルズまたはリーボック系ではないウェアのこと)を隠すようにして周囲に張り巡らされていたとブログ記事にしていたんだけど、私はそのことについては見てないんだけどね。

言っとくけど、私は後方にいたにも係わらずおとなしかったんだからね。

ダンとレイチとアメリカを拠点するブラジルの文化遺産を連想させるエドゥアルド・キルの3人がプレゼンターで、因みに、エドゥアルドは最高のラストネーム「EVER」を持っていることを付け加えておきます。

総合的に見てBODYCOMBATのプレゼンはキマッてるわ!

レスミルズインターナショナルはFacebook向けに写真を撮るためにステージ側へみんなをフロア一面ぎちぎちと集め、その後彼らはDVD用にプレゼンターチームの写真を撮影しました。

この後、大抵はダンとレイチのちょっとした前説があって、フィルミングとなります。

私は今回の新曲で気が付いたんだけど、エドゥアルドがステージに駆け出さなかったことと、製作チームのひとつがこう言ったことだ「はい、では、レスミルズバーチャル イントロ #1 のカウントダウンをダンとレイチと共にしてもらいます 4…3…2…」。

んんんん?

レスミルズバーチャル イントロ #1 はダン担当だったんだけれど、「今朝は起きてくれてありがとう」とかなんとか言っててチョー短かった。

レスミルズバーチャル イントロ #2 は少しだけ長くて、少しだけ楽しかったし、ダンとレイチが走っている間2、3回やったおもしろネタはかなり良かったよ。

私はとても面白いことに気が付いてしまったの。仮に時間の経過とともにレスミルズインターナショナルバーチャルの導入が「蓄積」されるとすると、レスミルズバーチャルシステム内でプログラミング可能となり、ジムは毎回導入内容を組み替えることができるという意味なのかしら。

ここまでかなりの長文になっちゃったな。あと、確かにそれについてはいい気分じゃないな。

その時、私はよく把握してなかったし、ただ心に留めておいただけで、フィルミングで馬鹿騒ぎとか新曲の流れの確認だとか、それどころじゃなかったんだ。

いずれにしても、これは私の思うことであって個人的な新曲の見解だから信頼性はいまいちだけどね。

では、新曲について!

 

(以下、XD店長)
今回の新曲ではレスミルズバーチャルというシステム導入に合わせて、気合が入っているのかフィルミングでは国籍や熟練度などに応じて見栄えのよい参加者が選ばれたようですね。
噂ではアジア人や馬鹿騒ぎする人はフィルミングの邪魔になるので排除されたとかなんとか。

レスミルズバーチャルがどのようなものなのかはまだ全貌が分かりませんが、レスミルズプログラムのパッケージ販売を発展させたもので、例えば、フィットネスジムだけでなく一般家庭にも導入できるように小売りもできる入れ替え可能なプログラムになるのかも?

そのうち全国ネットで中継とか、超高精細な3DCGで再現された仮想インストラクターによるレッスンだとか、インストラクター育成コストの安いフィットネスプログラムが登場するかもしれませんね。
巨大4G液晶モニタが普及すれば、鏡をモニタに変更することができます。

つまり、フィットネスクラブにはレスミルズのライセンスとライセンシーという契約が残り、スタジオインストラクターが所属しなくてもよくなるという世界です。ジムは集客だけすればいいという。

現段階では、CG+リアルタイムレンダリングシステムを使ったライブが行われているし、シアタスというライブビュー映像も実現されています。
システムが安価になった暁には、ニコ動×アイドル×ヲタ芸×フィットネスみたいな流行り方をするかも?

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