BODYCOMBAT56 track 7 (ムエタイトラック)

▼body combat 56 track 7
http://youtu.be/srA81-uW6kM

BODYCOMBAT56
7 – Raise The Flag – Airbourne

ムエタイトラックと言えばハードロックが定番ですが、今回も正統派ロックのエアボーン(Airbourne)が登場しています。
エアボーンと言えば、オーストラリアのロックバンドで、まさにド演歌ならぬドロックな人達です。

エアボーン(Airbourne)
エアボーン(Airbourne)

「Raise The Flag」というのは、太平洋戦争でのアメリカ軍が硫黄島を占拠した際に撮影された写真が有名ですね。

硫黄島 "Raise The Flag"
硫黄島 “Raise The Flag”

「旗を掲げる」という意味ですが、「問題点を周囲に分かるように明確に示す」というような意味もあります。
これがなんで曲名になっているかというと、世界的にロックというジャンルが古臭くなってきてセールスが縮小してきているんですね。

海外ではロックというジャンルは、男臭いマッチョな世界から、日本でいう中2病的な感じの扱いになってて、ヲタクかコミュ障的なイメージが定着しつつあったりします。ロックTシャツを着ているのはダサイとも思われています。

今はPC上で作曲からレコーディング、そして納品まで行えるようになったので、音楽のジャンルが曖昧になってきています。
バンドを組まなくとも音が作れて発表する場もあるため、中田ヤスタカとか前山田健一のような人達が大量に音楽を生産するようになっています。いやぁ、もうなんだかすごい時代ですね。
当時、全盛期だった小室哲哉の作曲機材が数億円したと思うのですが、それがここ数年で一般人でも買えるようになりましたからね。

ノンジャンルの時代、ロックも衰退するわけです。
そんなわけで、歌詞の中で「ロックは不滅なんだぜぇ~」というフレーズが何度も出てきます。

太平洋戦争末期、余裕で包囲占拠できると思われていた硫黄島だったわけですが、まさかの苦戦を強いられたアメリカ軍。大量の死傷者を出した末に勝ち取った硫黄島の戦いと、おそらくロック界が抱える問題を重ね合わせているわけです。
ロックは元々反骨精神なので、この歌詞は正にロック魂にのっとった歌詞と言えますね。
こんなこと歌ってます。

戦いは終わっちゃいないぜ
戦いは続いている
俺たちは決して降伏なんかしない
俺たちはまだやれるんだ
お前が生きてるように俺たちも生き
ロックンロールは絶対死なねぇ
南半球のスターからオーロラへ
ロックンロールはしぶとく生き残る
俺たちはハイオクの火炎なんだぜ
俺たちは絶対消せやしない
今がお前のために応える時だ

旗をおっ立てろ
旗をおっ立てろ
旗を掲げようぜ
ロックンロールのために旗を掲げようぜ
旗をおっ立てろよ

俺たちが天下を取る
毎夜、毎日
俺たちはペダルを踏みしめ
そうさ、俺たちは突っ走しっている

で、コリオの方はシンプルで、コンバットスタンスでジャブクロスを2セットした後、左右のディセンディングエルボウのコンビネーションから始まります。カウントはナンバー・シックスで、6カウントとなっています。
ナンバー・シックスのコンビネーションの後は、連続フロントニーがひたすら続きます。
基本はこのセットの繰り返しで、最後はいつものランニングマン・ニーで終わります。

途中、4つ前進してダウンワードパンチが2回→ダブルニーが入ります。

今回のムエタイはジャンプニーもなく、ひたすら同じ動きが続くので、いかに飽きずに楽しくできるかがポイントだと思います。

余裕があればニーキックの時に、つま先を下に向けて蹴ることと、ディセンディングエルボウでは肘を固定して内側に180度回して脇腹を使って打ち下ろすと難易度高くなります。

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